村上春樹ファンならご存知であろう「カラ兄」ことカラマーゾフの兄弟。ようやく読破しました。
いやぁ長かった。なんせ600ページ超の文庫本が上・中・下と3巻あるんですよ。初めて本屋で手に取ったときはあまりの厚さに買うのを一旦諦めたほどです。でもこんな長編を読めるのは時間のある今しかないと決意し後日購入することに。

 
さてつたないレヴューでも。
舞台は昔のロシア。貴族というものがあたりまえのようにいるロシア。金持ちが当然のごとく召使を雇っているロシア。
正直歴史に明るくない自分にはこの時点で抵抗を感じました。それでも無理やり読み進めることに。

フョードル・カラマーゾフという金持ちの男がおり彼には亡くなった第1夫人との間にミーチャことドミートリィという長男、また亡くなった第2夫人との間にイワンという次男とアリョーシャことアレクセイという三男の子どもをもうけました。
このフョードルというおっさんがとんでもない人で人間性なんてあったもんじゃない。金の亡者で遊び人のエロジジイ。3人の子どもの育児や教育など無関心で召使が子どもの世話をしなかったら今で言うところの育児放棄の虐待をしているところです。
しかし召使や親戚の協力のおかげで3人の子どもは無事育ち1人前になります。

この上巻はフョードルという人間について、また3人の子どもの生い立ちについて書かれています。

中巻に続く。

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