金持ち父さん貧乏父さん
2008年6月19日 読書 コメント (6)
私の目標として「お金に不自由しない生活を送る」というのがあります。
学生時代はとにかく貧しかったという記憶しかありません。
大学に入るまでアルバイトをしなかったというのもありますし、両親から最低限の小遣いしかもらわなかったというのもあります。
決して貧しい家庭ではないのでもっと小遣いをもらおうと思えば出来たのかもしれませんが、3人兄妹の長男として両親に迷惑をかけたくないという思いから小遣いの増額を訴えることは1度もしませんでした。
おかげで買いたいものが買えないという無念さを心に宿したまま学生時代を送っていました。
特に悔しかったのが服を買えないこと。
高校は私服のところだったのですがお金がないためにおしゃれができない。友達が丸井やパルコで買ったおしゃれな服を着ている中自分はジーンズメイトやユニクロで買ったおしゃれじゃない服を着ていました。
もともと自分の外見にコンプレックスを抱いていたのですがそれがより強固なものになってしまい、おかげで心の底から楽しむことが出来ない薄暗い高校生活を送りました。
今思えば全部自分の浅はかさのせいだろうと笑い飛ばせるけれど当時の自分はとても真剣に落ち込んでいました。
社会人になって「大学生のほうが良かったな」という同僚を何人も見かけましたが私としては大学生よりも社会人のほうが良いと思っています。お金に不自由しなくなったというのが一番の理由です。
1本のジュースを買うにも散々悩んでいたころに比べたら何も躊躇わずにジュースを買える今のほうが断然幸せです。
社会人になり毎月まとまったお金が手に入るようになり一旦はお金に不自由しなくなりましたが、しばらくしてまたお金に不自由する生活に戻ってしまいました。
今まで買えなかったものが買えるようになることによって欲望が一気に膨れ上がったのです。
そうすると次は「より多くの給料がもらいたい」と考えるようになりました。実力主義の外資系の企業に転職しようかと本気で考える時期もありました。
しかしそこでふと疑問が出てきたのです。
給料が上がればそれですべて解決するのかと。
仮に年収が1000万円になったところで結局物欲の支配から逃れられないのではないかと。
そんな中この本を読んで考えが一気に変わりました。
この本にはなぜ金持ちは金持ちでいられるのか、なぜ一生懸命会社で働いたところで裕福になれないのかその理由が書かれています。
簡単に説明すると金持ちは資産を活用して利益を生み出す知識や技術を身につけているために会社の給料という枠に捕らわれることなく生活を送ることが出来るのです。
どんなに汗水流して働いたところで貰える給料の額なんてたかが知れています。しかし資産を運用することによって得られる利益に上限はありません。努力と工夫次第でいくらでも増やすことが出来るのです。
私が目指すべき方向が見えた瞬間でした。
著者は大切なのはお金について勉強することだと言います。
早速私は投資にまつわる本を買ってきて勉強を始めました。
学生時代はとにかく貧しかったという記憶しかありません。
大学に入るまでアルバイトをしなかったというのもありますし、両親から最低限の小遣いしかもらわなかったというのもあります。
決して貧しい家庭ではないのでもっと小遣いをもらおうと思えば出来たのかもしれませんが、3人兄妹の長男として両親に迷惑をかけたくないという思いから小遣いの増額を訴えることは1度もしませんでした。
おかげで買いたいものが買えないという無念さを心に宿したまま学生時代を送っていました。
特に悔しかったのが服を買えないこと。
高校は私服のところだったのですがお金がないためにおしゃれができない。友達が丸井やパルコで買ったおしゃれな服を着ている中自分はジーンズメイトやユニクロで買ったおしゃれじゃない服を着ていました。
もともと自分の外見にコンプレックスを抱いていたのですがそれがより強固なものになってしまい、おかげで心の底から楽しむことが出来ない薄暗い高校生活を送りました。
今思えば全部自分の浅はかさのせいだろうと笑い飛ばせるけれど当時の自分はとても真剣に落ち込んでいました。
社会人になって「大学生のほうが良かったな」という同僚を何人も見かけましたが私としては大学生よりも社会人のほうが良いと思っています。お金に不自由しなくなったというのが一番の理由です。
1本のジュースを買うにも散々悩んでいたころに比べたら何も躊躇わずにジュースを買える今のほうが断然幸せです。
社会人になり毎月まとまったお金が手に入るようになり一旦はお金に不自由しなくなりましたが、しばらくしてまたお金に不自由する生活に戻ってしまいました。
今まで買えなかったものが買えるようになることによって欲望が一気に膨れ上がったのです。
そうすると次は「より多くの給料がもらいたい」と考えるようになりました。実力主義の外資系の企業に転職しようかと本気で考える時期もありました。
しかしそこでふと疑問が出てきたのです。
給料が上がればそれですべて解決するのかと。
仮に年収が1000万円になったところで結局物欲の支配から逃れられないのではないかと。
そんな中この本を読んで考えが一気に変わりました。
この本にはなぜ金持ちは金持ちでいられるのか、なぜ一生懸命会社で働いたところで裕福になれないのかその理由が書かれています。
簡単に説明すると金持ちは資産を活用して利益を生み出す知識や技術を身につけているために会社の給料という枠に捕らわれることなく生活を送ることが出来るのです。
どんなに汗水流して働いたところで貰える給料の額なんてたかが知れています。しかし資産を運用することによって得られる利益に上限はありません。努力と工夫次第でいくらでも増やすことが出来るのです。
私が目指すべき方向が見えた瞬間でした。
著者は大切なのはお金について勉強することだと言います。
早速私は投資にまつわる本を買ってきて勉強を始めました。
コメント
季節はずれの高い果物や野菜や穀物を買わなくても旬のものを楽しむという方法もあります。出来栄えは良くなくてもあまり美味しくなくても自分で作った野菜や果物は特別美味しいものです。
金持ち父さん貧乏父さんの本は私も流し読みをしたのですが、私の感じ方からすると白人の本だなあと思いました。自然と共生する日本人としては納得しかねるものがありました。
白人の本ですか。言われてみるとなるほどそうですね。
自然に身を任せて、足ることを知る生活を送る。
アメリカではまず理解されないでしょうね。
ただ私としては資産を運用してお金を増やすという欲望に忠実になってしまいますね。まだまだ考えが若いということでしょうか。
いつかそういう考えにたどり着けたらいいなと思います。
株についていえば私も世界情勢の理解のために細かくいろいろ買ってみたのですがほとんど損になっています。貴金属はやっていません。やはり自然環境と仲間は有意義で、土地は若干意義があったように思います。
後、自分なりに放送大学院で勉強したのも投資になって有意義でした。資産運用は株とかではなくて自分にどれがあうか幅広くいろいろ社会勉強のためにやるのも一つの手段と思いました。
蛇足の書き込みでした。
資産運用って言ってもいろいろあるんですよね。
1年間社会人として働いていたのにそんなことも知りませんでした。
それが悔しくて現在勉強しています。
勉強といえば自己投資の大切さというのもよく耳にします。
けどこれも資産運用と同様いろいろあってどういう自己投資をするかが大切なんですよね。
社会人になったら勉強しなくていいんだって思ってた自分が恥ずかしいです。まったく。
ある意味では自分の職場におけることもミクロ的でありますが、ミクロはマクロに通じる部分もあります。小宇宙と大宇宙は一緒との概念もあります。ですから社会人となっての学習は必ずしも学問機関に行くことだけではなくて、自分のいる場所も学習のひとつと思います。
私自身は子どもの遊び場に勤務していますので子ども理解(understand=下側に立つ=理解する)ことが主要なテーマになっています。そのための概念化のために放送大学院の臨床心理過程は勉強になりました。というのは脳波の研究やビデオなどの普及により、乳児の発達の研究が急速に発展しました。このため40年前と今の発達心理学は違ったものになっています。(不思議なことに昔の子育て論の正しさが立証され、欧米風の「科学的」子育ての誤りが立証されることになってきていますが)その意味からも放送大学院はためになりました。(まだ学習中ですが)
ということで身近なところの疑問を大切にしてそれを一段階うまく引き上げるための自己投資が必要なのではないかと思います。そうしないと意味も無い学習プログラムへの高額投資になってしまうように思います。
蛇足の蛇足ですが、私は株ではいつも後追いのように思っています。「ユーロ」を買おうかなと思っていても忙しさにかまけているうちにどんどん値上がりしてもう買い時を逸したように思います。
これからはたぶん農協かな。自分の食べるものを作れるだけの農地の確保かな。なんて思っています。思うだけで実現はしませんが。ちょうど宝くじを買わないで当たったらどうしようと悩んでいる感じです。でもみんなが宝くじを買ってくれるので私の自宅前の公園には25万円くらいの宝くじの寄贈遊具を16基寄贈してもらいました。お陰で我が家の前の大豪庭(公園)は子ども達で毎日にぎやかです。
身近なところの疑問にしても、現在抱えている問題にしても「自分の現状を把握する」ということが出来ていないとダメだなんだろうなと思います。
今自分に欠けているものの一つがこれなんだと考えています。
ユーロはもう今は怖くて買えないですね。逆に今まで預金していたユーロを円に買い戻してしまいました。