マジックミラー

2007年1月14日 読書
今までミステリーはジャンルを問わず好きだと思っていたのですがこれを読んで1つ気がつきました。

「時刻表を使ったアリバイトリックは苦手」

一応ミステリーを読むときはそれとなく推理をしてみるのですが、細かい文字がびっしり並んだ時刻表をあちこち見比べながら推理する気にはなれませんでした。なので「こういうトリックだったのかなるほど」といった思いもなく「へー、そうなんだ」と淡々と読み進んでしまいいまいち面白味に欠けました。

それに加えもう1つ
「早い段階で犯人の目星がついてしまうとダメ」
この作品では2つの事件が起こります。1つは先ほどの時刻表を使ったアリバイトリックでもう1つは時刻表を使わないアリバイトリックなのですが、2つ目の事件の犯人が比較的早く見当がついてしまうのです。確かに登場人物が少ないので仕方ないのですが僕としては最後の方でひっくり返して欲しかったなと思いました。どうやら僕は探偵役が推理する事によって「えっ、こいつが犯人だったのか」と驚くのが好きなようです。

批判ばかりしていますが2つ目の事件のトリックは実に鮮やかで面白かったです。

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