今日の昼過ぎに母が息を引き取りました。

父から緊急の連絡を受け急いで病院に駆けつけたのですが、着いた時には既に母の呼吸は止まっていました。でも顔に触れるといつもと同じように温かくてまるで生きているようでした。
しばらくの間ベッドの横で母の顔を眺めながら立ち尽くし、乱れた呼吸を整えた僕はまだ温かい母の頬に触れながら「ありがとう」と語り掛けました。すると今までが嘘のように目から涙が溢れてきました。部屋に母と自分しかいなかったためしばらく僕は泣いていました。
少しして妹や父や母方の祖母が来ましたが、祖母が声をあげて泣きながら母にすがり付いている姿は当分の間忘れられそうにありません。

母は業者に預けられ僕らは看護士の方々に挨拶をして病院を後にしました。母がこの病院に移って8ヶ月。長いようで短いような8ヶ月でした。帰りの際もうここに来る事は無いのかと思うと少し寂しくなりました。

昨日おとといに比べて今日はとても良い天気です。遠くへ旅立つには絶好の日でしょう。母はわざわざ今日になるまで待っていたのかもしれません。

励ましの言葉を下さったみなさんこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

コメント

珠しょー
珠晶
2007年1月9日1:25

このたびは、誠にご愁傷さまでした。
大切なお母様が亡くなられた悲しみは計り知れないと思いますが、どうかお力を落とされませんように。

心からご冥福をお祈り申し上げます

おーがい
おーがい
2007年1月9日14:51

珠晶さんコメントありがとうございます。しばらくは慌しくなると思いますが頑張っていきたいと思います。

みぃ
みぃ
2007年1月11日0:05

「その日」と表現したおーがいさんは、もう覚悟ができていたのではないでしょうか。現実的なことにおわれて、気がつくとひと月経ってしまうと思います。振り返ることも後悔も何年先でもできます。痛みは抱えていかなければなりませんが、少し落ち着いたら、自分のことに一生懸命になってみてください。

おーがい
おーがい
2007年1月14日12:58

みぃさんコメントありがとうございます。
確かに半年以上も前からこの日のことを考えていました。でも実際になってみると想像とは違っていたみたいです。
今は出来るだけ休んで春からの社会人に向けて頑張っていきたいと思います。

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